おひさま第19回 お母さんのお母さま 第4週『母の秘密』(4月25日放送)
なんだか気難しそうなおばあさまの登場です。
【おひさま 第19回あらすじ】
陽子(井上真央)に向かって「あまり似てないのね」と言い放つ祖母・富士子(渡辺美佐子)。
お茶を入れに台所へ行く途中、玄関に置いてある富士子の靴に目を留めた。
実を言うと、陽子が祖母のことで一番印象に残ってるのは靴だった。
ヒールの高い、薄紫と黒の靴。映画の中に出てくるような靴だからだろうか。
そこへ茂樹(永山絢斗)が飛び込んできた。
「すごい車が止まってるぞ!乗ってみたいな」と興奮がおさまらない様子だ。
「似てないわね、こちらも」と茂樹を見て富士子は言う。
「紘子の子がね。なんだか田舎者なのね。嫌になってしまうわ」
富士子の夫は富士子が須藤家を訪ねることを許していない。今日は外遊中だから来れたのだ。
紘子の葬儀の時も行くことを許さなかったらしい。
「哀れなものですよ、一人娘に逃げ出された親なんて」
紘子のお墓に案内しようという良一(寺脇康文)の提案を富士子は断る。
穂高の宿で一泊し、明日東京に帰ると言い残して去っていった。
陽子の祖母に対する印象は(お父さんにあんな言い方をする人、なんだか嫌だな)だった。
お母さんの娘時代のことを知りたければおばあさまを訪ねてみればいい、
と良一に勧められたが、茂樹も陽子もそれを拒否した。
自分の知っている母親だけでいいと。
陽子としては内心とても知りたかったのだけれど、そうは言えなかった。
翌日、帰宅途中の陽子の前にあの黒塗りの車が止まる。
車から降りてきた富士子は「何故訪ねてこないのかしら」と陽子に言った。

訪ねてこないからわざわざ迎えに来たんですね。
「来てほしい」って言えばいいのに。
《おひさま第19回の出演者》
井上真央・永山絢斗・寺脇康文・満島ひかり・マイコ・中原丈雄・渡辺美佐子・斉藤由貴・若尾文子(語り)・原田知世(写真)